掃除法-窓・ベランダの掃除法-
窓ガラスが汚れていると、部屋全体が薄汚れて見えてしまいます。日差しを呼び込むためにも、窓はいつもピカピカにしておきたいもの。洗濯物を干すベランダがほこりっぽいのも困ります。30分か1時間で十分ですから、毎日こまめに掃除しましょう。
窓ガラス | ![]() ガラスを拭くときは、上の端から端へと真横へ移動していくわけですが、右端にきたら拭き手の薬指と小指に力を入れ、左端にきたら拭き手の人指し指と親指に力を入れます。隅の汚れを確実にとらえるためです。下にタオル雑巾を移動して同じ動作をしていきますが、このとき、いったん下げた雑巾を1ミリほど上にあげて拭くのがコツ。拭き跡が重なるので、拭き残しをつくらずに済みます。 窓ガラスみがきに欠かせないのが20度くらいのぬるま湯と新聞紙です。ぬるま湯はガラスについた汚れを緩め、取れやすくします。新聞紙は吸水性があるので水で緩んだ汚れを吸収してくれるのです。また、新聞紙のインクがガラスの表面にワックス効果の皮膜を作ってくれます。 ガラスの表面が濡れているうちに、両手で軽くつかんだ新聞紙でクルクル曲線を描くようにみがきます。ぬるま湯と新聞紙だけでガラスは驚くほどきれいに。片手にクシャクシャとして入るくらいの新聞紙を両手につかんで、円を描くようにみがくのがコツです。 |
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サッシ | ![]() ホコリを掃き取ったら、掃除用洗剤をつけた雑巾で拭き、あとはから拭きしておしまい。割りばしの先に布を巻き付けてこすると、かなりの威力。サッシについている黒や白のプツプツはサビですから、割りばしの先に布を巻き付けてこすり落とします。 ガラスをとめているゴム部分のカビはサッシブラシなどに住居用洗剤をつけてこすり、水拭きをします。それでも落ちない場合はクリーミークレンザーをつけた歯ブラシでこすります。 |
ベランダ | ![]() ほうきでホコリを掃いた後、スポンジやブラシで汚れをこすり取り、水で固く絞った古雑巾で拭きます。手すりは雑巾、住居用洗剤をつけた雑巾で拭きます。金属性のものは金属みがきでこすり、水洗いの後、から拭きでおしまい。 |
ブラインド | ![]() 汚れのひどいときはゴム手袋の上に軍手をはめて、軍手を雑巾がわりにし、住居用洗剤をつけ、水平にした羽根を両手の親指と人指し指で挟み、中心からそれぞれ左右にスーッとなぞっていきます。軍手雑巾が汚れてきたら洗い、さらに新しい軍手で水拭きし、から拭きをすればOKです。ゴム手袋の上に軍手をすれば便利。 |
アミ戸 | ![]() ホコリを払ったら、手に余るくらいの大きさのスポンジを2個用意し、ネットがたわまないよう両手で挟み込むようにスポンジをあて、網目に沿って上下・左右平行にやさしくこすります。次に、住居用洗剤液のついたタオルで両側から同様にします。くれぐれもデタラメにこすらないこと。汚れが残ったりします。 水拭きの後、から拭きをしっかりやり、日に透かして拭きムラがないかチェック。仕上げにスプレー式柔軟剤をかけて終了です。 |
カーテン | ![]() 洗い終わったら脱水して、そのままレールにかけます。生乾きのときに、タテ、ヨコに引っ張り、シワを伸ばすのです。ウールやレーヨン素材を手洗いするときも要領は同じ。ただし、洗剤は弱アルカリ性の住居用洗剤もしくは台所用中性洗剤を使います。 |
カーテンレール | ![]() |