掃除法-壁・床・天井の掃除法-

壁・床・天井はとにかく汚れやすい。壁は手垢やほこりで黒ずんだり、知らないうちにクロスが剥がれていたり、カーペットには食べ物のシミやペットの毛が絶えません。そして、フローリングには引っかき傷。そんな汚れや傷の掃除法と補修法を。

天井 天井 天井は普段ケアしないだけに、案外しっかり汚れているもの、ほこりがたまっていることが考えられます。電子ばたきを掃除機の筒の先につけてなぞるだけでゴミは取れます。あとは水拭きをすればOKです。天井を拭くときは、天井と頭の間に握り拳ひとつくらいの距離をとれるよう椅子、台、脚立を用意します。
天井を楽に拭くこつは、自分の体と天井の距離。頭と天井の間が握りこぶしひとつ分くらいの距離だと疲れません。
フローリングの床 フローリングの床 フローリングの床の手入れは水拭きも洗剤拭きもダメです。樹脂系ワックスか床用ニスを塗ります。フローリングをワックスやニスの皮膜で覆ってやるわけです。樹脂系ワックスだと月に1回、床用ニスだと1、2年に1回が目安。
フローリングの床の引っかき傷は周囲の色とかなり違うから目立つのであって、ですから、“色合わせ”をします。手っとり早くやるならクレヨンを塗る、微妙な色を合わせるなら水性絵の具を混ぜ合わせて塗ります。絵の具が乾いてからマーカー用のニスを塗ればOKです。
カーペット カーペット 普段は粉石鹸をつけたスポンジなどで洗い、熱いシャワーをかけるだけで十分ですが、定期的に薄めた漂白剤でこすります。特に床のタイルと浴槽のつなぎ目、浴槽と壁のタイルのつなぎ目、そして目地は、漂白剤を塗ってしばらく置いてから歯ブラシでこすると効果てきめんです。
タイルはスポンジにクレンザーをつけてみがく。汚れがひどければブラシを使う。細かいところは歯ブラシが便利です。
食べ物の汚れ 食べ物の汚れ カーペットや畳にこぼした食べ物の汚れはちゃんと処置しないとしみになってしまいます。しみを残さないための汚れ落とし法を覚えておきましょう。汚れには油性のものと水性のものがあり、やっかいなのは油性の汚れです。ベンジンか消毒用アルコールで油分を落とし、色素は酢や洗濯石鹸の水溶液で落とします。
【カレー】
油性の汚れのなかでも厄介なのがカレーです。スパイスが多いので色素も複雑。ベンジンで油分を落とし、色素は、ベンジンが蒸発した後、石鹸液か酢を含んだ布で叩いて抜きます。
【チョコレート】
油分は含まれていますが、多量ではないので消毒用アルコールを含ませた布でつまみとるようにして油分をとり除けば、汚れは落ちます。色素が残る場合は石鹸水を含んだ布で拭き、水拭きでOKです。
【ケチャップ】
まず布でつまむようにしてあらかた汚れをとった後、酢を使って赤い色素を落とします。酢には漂白作用があり、ケチャップのような色の濃い汚れには効果的。あとは水を含んだ布で叩くようにして酢を吸収します。
【しょうゆ】
しょうゆやコーヒー、紅茶、緑茶、味噌汁などの水性の汚れは、こぼれた直後ならとにかく乾いた布で吸いとります。しみが残るようなときは石鹸液を含んだ布で叩くようにして汚れをとります。
【牛乳】
牛乳やヨーグルトなどの乳製品は、タンパク質が落ちていないとあとで黄ばみますから、アルコールを含んだ布で押さえて取り除き、次にタンパク質を分解する酵素入り洗剤の水溶液を歯ブラシにつけてこすり、30分くらいそのままにしておき、最後に水を含んだ布で叩くようにして吸収します。
【ガム・マニキュア】
油性の汚れにも水性の汚れにもあてはまらない。ガムがこびりついたら、氷をビニール袋に入れてガムの上に置きます。5分くらいで固くなるので一気にはがします。マニキュアは、乾いた布で叩くように吸いとり、残りを徐光液かアセトンを含んだ布で叩くようにして色素を除きます。

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