掃除法-風呂・トイレの掃除法-

ちょっと油断すると、少しずつ薄汚れて、気づいたときはもう手遅れ、になりやすいのが水周り。風呂のタイルの目地が真っ黒、トイレの便器は黄ばみ、排水口はヌルヌルになっている−そんな事態にならないよう、汚れの元から断ちましょう。

浴槽 浴槽 お風呂の汚れは、身体の垢に含まれているタンパク質や脂肪が石鹸の成分と水が結びついてできます。これを放っておくと、乾いて冷えて、またくっついて、とくり返すうちにだんだん固まってしまうのです。ポリ風呂やホーロー風呂は洗剤をつけて5、6分置いてから汚れをこすり取ります。クレンザーやナイロンタワシは傷をつけてしまうので安易な使用は避けましょう。ステンレス風呂は汚れがつきにくいのですが、湯面の位置が線状に汚れます。これは、粉石鹸とソフトクレンザーをつけた布かスポンジでくり返しこすれば落ちます。湯気がこもっているうちは、シャワーだけでじゅうぶん。いちばん熱くしてかけまわすだけで落ちる。毎日出る前に裸のまま、さっとやってしまう習慣をつけると洗剤でみがくのは月に一度くらいでOK
浴槽まわり 浴槽まわり 排水口は網目の細かいものを使い、ゴミ取りをこまめにします。古歯ブラシやブラシなどで溝や排水口の中まで掃除しましょう。クレンザーを使えばきれいに落とせます。詰まり防止のため目皿にはネットを取り付けておきましょう。蛇口やドアの白い汚れは、水の中のカルシウムや鉱物質の汚れで、熱いシャワーをかけてよく拭いておけばきれいになります。
タイル タイル 普段は粉石鹸をつけたスポンジなどで洗い、熱いシャワーをかけるだけで十分ですが、定期的に薄めた漂白剤でこすります。特に床のタイルと浴槽のつなぎ目、浴槽と壁のタイルのつなぎ目、そして目地は、漂白剤を塗ってしばらく置いてから歯ブラシでこすると効果てきめんです。タイルはスポンジにクレンザーをつけてみがく。汚れがひどければブラシを使う。細かいところは歯ブラシが便利です。
ゴミ箱 ゴミ箱 ゴミ箱はビニール袋を入れて使いますから、基本的には汚れませんが、ビニールが破れるといった不慮の事故で生ゴミが出てしまい、ゴミ箱の色が変わってしまうことがあります。そんなときは、漂白剤を溶かした水をいっぱいに入れて、一晩おいておけばだいたい落ちます。
換気扇 換気扇 こびりついた油汚れを新聞紙やペーパータオルで取れるところまで取ります。それからアルカリ洗剤、クリームクレンザーなどを汚れの程度によって使っていきます。5、6分おきに布で拭き取り、仕上げは徐菌クリーナーを噴きかけ、乾いた布で拭きあげればOKです。
コード、スイッチなど羽以外の部分も、同じ手順できれいにできます。最後に換気扇カバーを付けます。付けるのと付けないのでは大違いとです。
電子レンジ 電子レンジ 水を入れた器をレンジに入れ約3分間あたため、蒸気で汚れをふやかします。こうすればよごれが落ちやすくなるのでさっと拭くだけで汚れが落ちます。ターンテーブルは取りはずして食器洗い用の中性洗剤で洗います。外面の軽い汚れは中性洗剤を含ませたぬれふきんで拭き取ります。ガンコな汚れはレンジクリーナーなどで拭き取ります。

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